どんな病気? 病気の概要■ キスで感染する?ヘルペスウイルスの仲間である、EBウイルスの感染で起こる病気です。キスによる感染が多いので、アメリカでは「キス病」と言われています。(キスや飲み物の回し飲みなど、口からの感染が多い)※伝染性単核球症のうち、EBウイルスによるものをキス病と言います。 ■ 米国と日本の違いアメリカでは幼児期の感染率は20%と低く、青年期で感染するケースが多くなります。アメリカの大学生の感染は、年間で10万人当たり1万2000人と言われています。日本では2〜3歳までに70%が感染し、20歳代で90%以上が抗体を持っていると言われてます。小児期に感染すると症状はほとんど出ないまま、抗体ができます。 ■ 知らない間にかかって治ります思春期以降に感染すると約50%が発病します。ただし、感染してもほとんどが数週間で自然に治ります。 どんな症状がでるの? 病気の症状どうやってうつるの?睡液による口からの感染EBウイルスは、感染者の睡液の中にいます。キスや飲み物の回し飲みなど、口経由で感染します。感染者の約15〜20%は、無症状の状態でウイルスを持っています。 症状について男性、女性、ともに同じような症状が出ます。 主な症状
日本では小児期に感染している人が多く、症状のないまま抗体ができていることが大半です。再感染はしませんが、ヘルペスと同じように免疫力が低下した場合、発病することもあります。 思春期以降に感染した場合、約50%が発病しますが、約4〜6週間で症状は自然になくなると言われています。 6ヶ月以上症状が続く場合は、重症化している可能性があり、注意が必要です。 |
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