外陰炎

どんな病気？　病気の概要

■ 海外で感染するケースが多い

B型肝炎はアジア、アフリカで多くみられ、海外で感染して国内に持ち帰るケースが多いと考えられています。

■ 成人では性行為による感染者が多い

感染経路は、性行為による感染、血液による感染、母子感染があげられます。感染率は、エイズウイルスやC型肝炎ウイルスより高いと言われています。日本のＢ型肝炎ウイルス感染者数は100万人以上と推定されています。

■ 症状が出ないまま自然に治ることもあります

Ｂ型肝炎には、急性のものと慢性化するものとあります。急性の感染者の半数以上は、感染しても症状が出ないまま自然に治ると言われています。治療は安静にすることが一番です。

どんな症状がでるの？　病気の症状

どうやってうつるの？

性行為による感染

あらゆる性行為（オーラルセックス、アナルセックスを含む）で感染します。

血液による感染

輸血や麻薬による注射器の使いまわしなどが原因となります。

母子感染

分娩時の粘膜感染が原因となります。母子感染した子供は治療をしないと慢性化し、持続感染者（キャリア）となります。

感染したらどうなるの？

男性、女性、ともに同じような症状が出ます。個人差があり、症状が出るまで約1〜6ヶ月かかります。

主な症状

全身倦怠（だるさ）、食欲がない、微熱程度の発熱、関節痛、赤褐色（赤く濃い色）の尿が出る、黄疸（体や白目が黄色っぽくなる）　など

症状を起こす人は感染者の約3分の1と言われ、感染者の半数以上は症状が出ないまま、自然に治ります。肝臓疾患の目安となる、GPTやGOTなどの値が異常に高い場合や、黄疸の症状がある時は入院します。

一般的には安静にしていれば、症状が出てから2〜3ヶ月で自然に治ります。

ただし、まれに劇症化（肝臓の炎症が非常に強くなり、肝細胞のほとんどが死んでしまう）することがあり、肝臓移植を行わない場合の死亡率は60〜70％となります。